2025/6/18 大地のめぐみ、手のひらに──ジャガイモ、大収穫の日!

6月、真夏の日差しが差し込む畑にて——
枯れ始めたジャガイモの茎と葉が、静かに、しかし確かに「その時」を教えてくれました。

「もう、収穫の時期ですよ。」

長いあいだ土の中でじっと力を蓄え、春からこつこつと育ってきたジャガイモたちが、ついに顔を出す時が来たのです!✨

🧤畑に響く歓声と、土の中から現れた宝物たち

手でそっと土をかき分けると、「ころん…」という音とともに、小さな命が顔を出しました。

その瞬間、胸が高鳴ります——
まるで宝探しのようなワクワク感の中、こぶし大のジャガイモたちが次々と飛び出してきました!

その時の様子は、ぜひこちらの動画でご覧ください👇

「でっか!うわ、でかい!」

その言葉を何度も何度も繰り返しながら、気づけば夢中で掘り続けていました。
まるで子どもに戻ったかのように、笑い声と土の感触に包まれた、幸せなひとときでした。

📦箱いっぱいの「努力の結晶」

収穫したジャガイモたちは、新聞紙の上でそっと乾かされ、ひとつひとつ丁寧に箱へと並べられていきました。
その光景は、まさに“努力の結晶”。

大小さまざま、どれも個性的で愛らしい。
一つひとつに、春からの努力と思い出が詰まっています。

🥔見てください、この顔ぶれ!

  • 🟡 キタアカリ —— ほくほく、甘みたっぷりの人気者
  • 🟠 メークイン —— しっとり系のじゃがバターにピッタリ
  • 男爵イモ —— どこか懐かしい、王道の味わい

🌱春の畑に込めた願いが、ついにカタチに。

畑を改良し、米ぬかをまき、種芋を植え、暑さと向き合いながら――
あの汗ばむ日も、曇り空の朝も、ただひたすらに手を動かし続けた日々。

こつこつ積み重ねてきた毎日の努力
その積み重ねが、今、こうして目の前の箱いっぱいの実りとなって、確かな手応えとして残ったのです。

🌱プランターだって、立派な畑!

実は今回、畑だけでなく、ベランダに置いたプランターでもジャガイモを育てていました。

春に「芽かき」したジャガイモの苗を、試しに小さなプランターに植えてみたのです。
水やりだけで、ぐんぐん育つ姿に励まされながら見守ってきたこの苗も、いつしか葉が枯れはじめ、収穫のサインを見せてくれました。

そして、いざ掘り起こしてみると…
なんと、ちゃんとジャガイモができていたんです!✨

サイズこそ小ぶりですが、
その感動は、畑での収穫にも負けないほど。

土の深さも広さも限られた中で、
ここまで育ってくれた姿に、思わず「すごいね」と声をかけたくなりました。

🌿静かに実る、畑の教え

ジャガイモは、地上からは姿が見えません。
でも、見えないところで、確かに成長していました。

それはまるで、わたしたちの日々の努力や、思いやりや、誰かのためにした行動のように——
静かに、でも確実に実を結ぶのです。

📦収穫後のジャガイモ、ただいま静かに“熟成中”

収穫したジャガイモは、現在、新聞紙にくるまれて箱の中で静かに眠っています。
風通しのよい棚の上で、直射日光を避けながらじっくりと保存中です。

新じゃがとしてそのまま食べてももちろん美味しいですが、
少し時間をおくことで、より甘みが増してホクホク感が引き立ちます。

美味しくなるその日を、もう少しだけ待ちながら──
“畑の宝物”が、また一つの物語を刻んでいます。

🍽このあとが楽しみ!

収穫したジャガイモたちは、
今後開催予定のBBQイベントなどで、社員の皆さんと一緒に調理して味わう予定です。

シンプルに塩ゆで?ふかし芋?それともポテトサラダ?
どんな料理に姿を変えても、きっと——
「美味しいね」と笑顔がこぼれ、会話も自然と弾むことでしょう!

🌱次のステージへ:サツマイモの未来

畑でのジャガイモの収穫がひと段落した今、いよいよ次なる主役が登場します。

それが、サツマイモたちです🍠

現在、練馬の一部の畑では、順調に育ったサツマイモのツルが地面を覆いはじめているため、先日ツル返しを実施しました。
葉の間からチラリと見える太いツルに、秋の実りへの期待が高まります。

📝ツル返しって?
サツマイモはツルの節から根を出しますが、そのままだと栄養が分散してイモが太りにくくなります。
そこで、地面についたツルを軽く持ち上げて裏返す「ツル返し」を行います。
栄養が株元に集まり、大きく甘いイモに育ちやすくなるのです✨

🌿命はつながる——池袋のベランダから練馬の畑へ

一方、池袋のベランダでもーー
特製の袋で育てているサツマイモたちがこんなにも順調に成長中です!

さらに、水栽培していたサツマイモの親芋からも、力強い新芽(イモ苗)が続々と育っています。

その元気な苗を、そっと切り取り、収穫を終えたジャガイモの畑へ、新たな命のバトンとして手渡していく。
そんな準備が、いま進んでいます。

まるで、命の物語が静かに、でも確かに受け継がれていくように——
ひとつの季節が終わり、また次の季節が、畑にそっと息吹を吹き込む。

収穫の喜びをくれたジャガイモのあとに、今度はサツマイモがその土に根を張り、そして新たな物語を紡いでいくのです。

畑の主役は、季節とともにバトンを渡していく。
これからの畑も、まだまだ目が離せません。

🌈さいごに

自然の力と人の手が重なって生まれる「命の恵み」。
今回のジャガイモの収穫は、ただの作業ではなく、心がじんわり温まる、かけがえのない体験となりました。

次はサツマイモの番です。
その日まで、また畑とともに歩んでいきます。