2026/05/13 支え合いながら育つ、今年のジャガイモたち。
4月22日にはまだ頼りなかったジャガイモたち。

あれから3週間――。
畑は、まるで別世界になっていました。
最初は小さかった芽たちが、今では堂々と葉を広げ、
それぞれが自分の陣地を主張するように育っています。
特に印象的だったのが、その“違い”。

🟢 手前は「NRM(練馬)本陣」
どっしりと構え、落ち着いた雰囲気。
葉の色は少し柔らかく、淡い緑。
派手さはないけれど、地に足をつけたような安心感があります。
まるで長い歴史を持つ本陣のようです。

🟢 奥は「IKB(池袋)先鋭部隊」

こちらは対照的。
葉の緑がとにかく鮮やか。
勢いがあり、前へ前へと伸びていく力強さを感じます。
同じジャガイモでも、ここまで表情が違うのかと驚かされます。
🛡️ 畑に現れた“支援部隊”
そして今回――。
横の通路に茎や葉が倒れ込まないように、
練馬のメンバーが即席の柵を作ってくれました。
その姿が、こちらです。

成長したジャガイモたちは、想像以上に大きく広がっていきます。
そして、このままでは歩くたびに葉を踏んでしまうかもしれない。
そんな気持ちが形になった柵でした。

そしてそれにこたえるように支えを得たジャガイモたちは、どこか“凛”として見えます。
風に揺れながらも、しっかり前を向いて立っている。
畑に、小さな連帯感が生まれていました。
🌸 そして、ついに蕾も――。
よく見ると。
葉の奥に、小さな蕾。
ついに花の準備が始まっていました。
まだ控えめで、「これから咲きますよ」と遠慮がちに顔を出している程度。
でも確かに、ジャガイモたちは次の段階へ進み始めています。

🌱 草むしりの先に見えた、小さな生命力。
この日は、成長を助けるために草むしりも行いました。
しゃがみ込み、一つひとつ雑草を抜いていく作業。
地味です。
終わりも見えません。
でも、こういう時間こそ、畑と向き合っている感じがします。
土の匂い。
湿った空気。
葉に落ちる水滴。


そして、雑草の間から見えるジャガイモたち。
「ああ、ちゃんと生きてるな」
そんなことを思いながら、ひたすら手を動かしていました。
そして最後に空いた畝の形を整えて完成!
少しだけ畑が綺麗になり、ジャガイモたちもどこか気持ちよさそうに見えました。

🪵 丸太から生まれた“小さな命の基地”
この日、畑では少し不思議な光景が広がっていました。
丸太の皮を丁寧にはがし、
木を削り、
竹を詰め、
小さな家を作っていく――。



作っていたのは、
「昆虫ホテル」と「鳥の巣箱」です。


最初はただの木でした。
でも、人の手が加わることで、そこは“命が集まる場所”へ変わっていきます。
こちらが昆虫ホテル。

小さな穴や隙間の中には、テントウムシやハチなど、さまざまな虫たちが住み着きます。
すると、その虫たちが害虫を食べ、少しずつ畑の環境バランスを整えてくれるそうです。
まるで、畑を守る小さな警備隊のようです。
そして、こちらが鳥の巣箱。

虫が集まれば、今度はその虫を食べるために鳥たちがやってくる。
鳥たちは木に止まり、羽を休め、やがてこの場所を“安心できる居場所”として覚えていく。
すると静かだった畑に、少しずつ鳥たちの気配が増えていきます。
虫がいて、
鳥がいて、
土が生きる。
それは、農薬だけに頼らない――
“自然の連鎖”。
小さな命たちが、畑を守ってくれているのです。
🌿 小さな命がつながる場所へ。
袋を突き破るほど伸びていた、あの日の芽。
「本当に育つのか?」
そんな不安から始まった、今年のジャガイモ栽培。
そして今――。
畑には鮮やかな葉が広がり、虫が集まり、鳥が羽を休め、人が土に触れている。
ジャガイモを育てているつもりでしたが、気づけば私たちは「小さな自然」そのものを育てていたのかもしれません。
今年の畑は、まだまだここからです。

